こんちは!(軽っ!)
令和になりましたね。
改元したことで平成が幕を閉じたので、今年の正月に喰らった凶のおみくじはチャラになったんじゃないかなとなぜか勝手に思い込んでいるガジです。w
さて、いつものごとく、たまにしかブログ更新しないナマケモノなのですが、本日の話題は1月末に行ってきたシンガポールのお話の一片です。(古いなー)
生まれて初めてLCCというのに乗ってみました。
その体験なんかをシェアしちゃおうかなと思っております。
ちなみに乗ったのはエアアジア。
当然ながら直行便ではなく、乗り継ぎでした。
エアアジアでシンガポールに行くと、時間や料金はどのくらいかかる!?
当たり前の話ですが、エアの料金は時期によって変動します。
一人で行くか二人で行くかでも検索できる料金体系が変わってきますよね。
私が出かけたのは、今年の1月末の平日。一人旅です。(現地では友達と合流しましたけど)
月曜ナイトフライトでバンコク(ドンムアン)乗り継ぎ、翌日の昼ごろ到着するという便でした。
フライト時間は、行きが成田を夜8時台に出て、シンガポール着画翌朝10時半(ディレイがあったので、結局12時近い到着でしたけど)。
乗り継ぎの待ち時間は6時間弱(ディレイのお陰で結局7時間ちょっと)でした。
帰りはチャンギを水曜日の夜11時前に出発して、ドンムアンで乗り継ぎ待ちが4時間ほど。翌日の昼1時前に成田に戻ってくる。というものでした。
これでかかった料金は、38000円ちょっと。(諸税込み)
ちなみに、直行便で行くと、だいたい6万程度が相場なんじゃないでしょうか。(使ったことなくて何度か料金検索した程度なので、あくまで感覚値ですが)
いずれにせよ、かなりお安くいける、というのは間違いないみたいですね!
ただし時間はかかりますよね。
直行便でいけば、6時間くらい?7時間くらい?ってところを、行き14時間、帰り13時間かけるわけですから。
時間を取るか、お金を取るか、ということですね。
今回はお金を取りました。(時間には余裕があったので)
が、正直な感想は、結構疲れたので、次があったら、直行便で行こうかなと思っております(笑)。
乗り継ぎ自体はあるとかえって楽だなと感じる方なのですが、問題はドンムアン空港にあったのかなー。なんて。その辺は後述します。
エアアジアを利用する場合のポイント!成田発の場合!
エアアジアを利用する時にまず思い浮かぶのが、お値段が安い。というLCCならではの特徴でしょうか。
それから、LCCといえば、機内サービスが有料なので使うか使わないかを考えたり、座席が狭そうだから非常口席を取りたいとかも考えるかもしれません。
私も当然はじめてのLCC体験でしたので、そういうことをぼんやりとしか知らなかったので、座席を通路側にしたいけどお金かかるのかな?
とか、そんな程度のことを考えた程度でした。
それよりも思ったことは、ナイトフライトだから、行きも帰りも「しっかり寝ていこう!」ということです。
すると、機内サービスがない方がかえって寝られるのでいいのではないか?
とか、本当にそんな程度。
そこで、色々快適な利用方法を調べてみたのですが、どうもLCCを駆使する方々は、旅の達人な方が多く、読んでいてもイマイチよくわかりません(笑)。
調べていてわかったことは、
- 座席指定が有料
- 食事や飲み物が有料で、基本的には事前予約する
- 毛布も枕も有料
- 預け荷物も当然有料
- webチェックインが推奨
- webチェックインしても、成田ではカウンターチェックインが必要
という程度でした。
座席が狭い、という情報はあまりなかったので、大丈夫なのかもなとそこは一旦考えないようにしました。
寝ていくので機内食は頼まなくていいし、毛布についても、真冬の日本から行くわけで、当然行きはコートを着込んでいますから、これを使えばいいや。
今回はなんと、1泊4日というアホみたいな弾丸旅なので、 預け荷物もありません!
するとあとはwebチェックインだな。
ということで、エアアジアのサイトを確認したのですが、結構わかりづらいなという印象でした。
webチェックイン自体は路線にもよりますが、早い場合は搭乗の7日前からできるということで、出かける前に早めにチェックインすることも、一度に往復分まとめてチェックインすることもできます。
早めにチェックインすることで、例えば私のような独り者であれば、ほぼ指定せずとも通路側の座席をゲットすることができるようで、私も何の指定もせずに通路側を往復ともゲットできました。
乗り継ぎで合計4席のうち3席が通路側でした。
唯一、帰りのチャンギ〜ドンムアンの短い区間だけ真ん中になってしまいましたが、2時間足らずのフライトなので、ここはいいや!と割り切りました。
さて、いよいよ出発。
成田発着便です。
成田では、LCCは第3ターミナルというイメージがありますが、エアアジアは第2ターミナル。
チェックインカウンターは、ちょっと変わっていて、たくさん並んでいるカウンターの中ではなく、入り口側の壁側にあります。
ちゃんとエアアジアのロゴが掲示されているし、フロアマップでも1社だけ独立して掲載されているので見つからないということはないと思います。
私はパートの時間の都合で、結構早い時間に成田に着いたので、まずは場所だけ確認と思い探しましたが、すぐ見つけられました。
そして、18時45分チェックインスタートと掲示されていて、その時点ではまだ5時半くらいだったのですが、すでに結構な人数が座り込んだり並んだり。
ところがいざチェックインの時間になってみると、長蛇の列とは別にwebチェックイン用の入り口があり、ほぼ無人でした。
結果、3人ぐらい待っただけであっという間にチェックインできました。
でもなぜか、私のチェックインの時は確認時間がやけに長かったです。
結果として何か言われたとか手続きがどうのとかあったわけじゃなく普通にチェックインできたので、もしかしたらダブルブッキングとか、私のwebチェックインに何か間違いがあったとかがあったのかもしれませんね。
エアアジア機内の様子!成田発は座席も広くて文句なし!
まずは成田からバンコクのドンムアンを目指します。
乗り込んだ便は、フラッグキャリアと変わらない大きな飛行機で、座席は3ー4ー3列。
(ボーイングのBなんちゃらとか、そういうの全然わかんないんで、こういう表現ですいません。汗)
一般的なエコノミーと同じで、エコノミーに慣れている人なら何の問題もないな。というのが感想でした。
夜8時過ぎのフライトなので、寝るにはちょっと早いかなと思いつつ、その先が大変なのはわかっているので出来るだけ寝ることに。
そのために搭乗前にはビールなんかを多めに飲んで、少しほろ酔いになっておきました。
機内の印象は、日本人率が結構低い。ということですね。
全くいないわけじゃないですが、今までの旅の中ではダントツに日本人率が低く、周囲も外人だらけでした。
そして、なんか知んないけど、やたら機内が賑やか。
別にBGMがかかっているとかではなく、乗ってる人が賑やかな人が多いんですね。
見るからに「団体!」って感じの団体がいたわけでもないのですが、家族揃ってとか、親戚含めて、みたいな大人数のグループも結構いましたし、2〜3人でもやたら騒いでる。
これは結構寝づらいのかも?
とちょっと焦りましたが、とにかく寝る体制を決め込みます。
機内設備ですが、まず、今やどんな便でもだいたいある座席モニターはありません。
久しぶりで新鮮でした。(笑)
通路の何箇所かにモニターらしきテレビ画面があるというわけですらないんですね。
離陸前の安全のお知らせも、昔懐かしい、CAさんが、通路に等間隔に立って実演するスタイル。
そうそう、昔ってこうだったよねーw。
そして離陸してしばらくすると、おきまりの免税のお買い物や食事などのサービスに関するアナウンスが色々あって、食事を乗っけたカートが登場します。
そこで驚いたのが、意外にも皆さん、食事をとって(買って)ます。
機内食は事前予約が必須ではあるのですが、数量限定ながらもその場買いも出来るようで、それを買っている人も結構いるんです。
結果、機内は大抵の人がご飯を食べている状態。
もちろん、持ち込みのご飯を食べている人もいて、いっとき機内はアジアご飯特有のあのパクチーっぽい匂いが充満しました。
私はしっかり腹ごしらえしてから乗ったので、「おおー、なんか懐かしい匂いだー」で済みましたが、なめてかかってたらここで相当な空腹感に襲われて参っていたかもです。
ってなわけで、結局機内食は買いませんでした。
搭乗前に乾燥対策でお水を1本買っただけ。
そんなわけで値段は不明ですし、味の程もわかりません。
が、あの匂いからして、まぁ一般的なアジア飯レベルでは楽しめるのではないかなと思いました。
郷に入っては〜、ともいいますので、どうせ機内が食事タイム雰囲気に包まれるなら買って食べてみるのも一興かと。
ちなみに、私の乗った便は、いわゆる「食事タイム状態」は1回だけでした。
驚いたのは、ドンムアン〜チャンギという短い区間でも、この「ご飯販売タイム」があったこと。
羽田〜福岡とか羽田〜那覇程度のフライトで、機内食タイムがあるって結構すごいですよね。
商魂のたくましさを見た感じがしましたよ。
意外と過ごしにくいドンムアン空港!冷房何とかして!(笑)
そして夜中の1時ごろ、タイのドンムアン空港に到着。
乗り継ぎなので、ここで翌朝7時までフライト待ちです。
当然寝ると決めておりました。
が、ここまで冬服のまま来ているので、まずは暑くてたまらないから着替えです!
ドンムアン空港は、なんだか、古き良き感が漂った雰囲気で、乗り継ぎの場合は、到着すると入国審査場を横目に通り抜けていくのですが、この審査場が、古めかしい雰囲気でしたねー。
で、深夜なので、乗り継ぎカウンターに人がいない(笑)。
時間はあるので焦ってはいませんが、「えー」って感じです。
しばらく待ってたら気だるそうなおねーちゃんが来て、搭乗券とパスポートをチェックして通してくれました。
その後、荷物チェックを受けて出発フロアへ。
とりあえず、搭乗ゲートを確認するのと着替えるのが優先なので、搭乗ゲートを探します。
ドンムアンからチャンギへの便はバスでの搭乗なので、バス乗り場に面したグランドフロアに搭乗口がありました。
上階のターミナルエリアにはカフェとかありましたが、グランドフロアには現金決済しかできないようなローカル屋台っぽいお店。
しかも深夜なので、ほとんど閉店状態。(笑)
そのフロアの隅に広いトイレがあったので、そこでとりあえず夏服に着替えます。
次は睡眠欲を満たしたい!
ここ何回か、乗り継ぎが当たり前になっている私の旅ですが、どこの空港でも寝やすいベンチ(寝椅子っぽいやつね)があるので、それを狙っていました。
が、しばらく上階のウイングもうろうろするも、全くありません。
待ってる人も、ベンチに横になってたり、床に寝てたりと様々。
仕方ないので、グランドフロアのバス乗り場に戻って、開いたベンチで私も横になりました。
これが、単独椅子がつながったタイプのベンチなので、意外と寝づらい。
しかも、どこにいても、空調の風が絶対にあたるので、寝始めると寒いんですね。
一度荷物にしまったダウンのロングコートを引っ張り出して、包まってうとうと仮眠です。
背中痛い(笑)。
でも、睡魔が勝って、1時間単位で深い睡眠を数回できたのでだいぶスッキリして日の出を迎えました。
あと2時間くらいで出発という朝5時半ごろ、小腹が空いたので上のフロアに戻り、スタバで朝ごはん。
この時点で、まだ日本円しか現金を持っていなかったので、カード使えるお店に行きたかったので、ちょうど良かったです。
コーヒーとタマゴサンド、というベタな朝ごはんで満足して、いよいよチャンギに向かいます。
ドンムアン空港は、事前にあれこれ調べたところ、カプセル睡眠エリアとか、シャワー貸してもらえる直結ホテルなどもあるようでしたけど、シャワー浴びたら、そのあとフロアに戻ってきて絶対風邪引くな。と思わせる、南国ならではの冷房のきつさでした。
かといって、直結ホテルで休むほど長時間でもないし。
うーむ。
という微妙な過ごしにくさでした。
まだ、これから旅先に出向くワクワク感の中で行動している分、行きでよかったなという感じですが、帰りがこの長丁場だとちょっとキツイかもしれません。
エアアジアでシンガポール!ターミナル4ってどんなとこ!?
ドンムアンからチャンギまでは座席が3ー3という狭い構成。
前後の座席間隔もかなり狭目です。
フライト時間は2時間程度と短いので、ここは気合で乗り切れる範囲だと思います。
そしてエアアジアが到着するのはターミナル4。
ここ、最新のターミナルなんですね。
新しいだけあって、まずはすっごい綺麗。
ドンムアンからくると、なおさらギャップが楽しいです。
そして人も少ない。
なんか国際空港とは思えないほど静かなところです。
ターミナル4は、そこから市内へ直接アクセスする手段がなく、ターミナル間を走るシャトルバスで一旦ターミナル2へ出ないとなりません。
バスはこまめに走っているようなので、とりあえず「T2」と書かれたバス乗り場を目指します。
少し待つとすぐバスが来たので乗り込みます。これはもちろん無料です。
T2までは10分ほど。意外と長時間バスに揺られます。
そしてT2についたらMRT乗り場へ移動して市内へ。
到着時は友達と待ち合わせもしていたし、飛行機はディレイだったしであまり周囲を楽しまずにすぐターミナルを後にしてしまったのですが、帰りは再びのディレイで空港で過ごす時間がいっぱいあったのでいろいろウロウロしてみました。
ガイドブックで見た、プラナカン博物館やプラナカンの建物をイメージした売店が並ぶ一角なども見て回りましたが、とにかく平日のせいなのか、人が全然いなくてなんだか不思議でした。
人混みは苦手なので、この空きっぷりは嬉しいところではあるのですが、空きすぎで気味が悪いほど。
フードコートもあったのですが、お客が全然おらず、その状態を見越してか、お店自体もやってるのかどうかよくわからない雰囲気を醸し出していたので、結局ミニスーパーのような売店でパンとジュースを買ってお腹を満たしました。
そういえば、そのパンをベンチでムシャムシャやってたら、見知らぬ(笑)中東な服装をしたおっさんが近づいてきて、「トイレに行きたいから俺の荷物を見ててくれないか」と、5個くらい離れたベンチに置いてあるスーツケースを指さしました。
「OK」と答えてそっち向いてパンを食べてましたが、こんなに人いないんだから、そのスーツケーストイレの前まで持ってっていいじゃん。と思ったのですが。。
まぁ、戻ってきてありがとーとお礼を言われたので、いっか。
見知らぬ地で知らない人からお礼言われるの気持ちいいしね。
この空港、椅子にこだわりがあるみたいで、寝やすそうなベンチや、ちゃんとUSBポートのついたソファーや、変わった形の椅子やベンチなど様々。
リラックスするには事欠かない静けさといい椅子。
そして周囲の雰囲気は、あからさまにゴージャス!
なんか、ほんと不思議な空間でしたねー。
結論!シンガポールへ行くのにエアアジアを使うのはどうなのか!?
まぁ、ありきたりな答えですが、「人による」「状況による」ですね。
簡単にメリデメをまとめますと、
メリット
・安い!
・行程の大半を占める成田ータイ間は一般的なエコノミーなので、慣れていれば辛くない
・窓際をとってひたすら寝ていく装備をすれば案外楽かも
・中継があるのはやっぱり楽しい(?)
デメリット
・時間がかかる!
・ドンムアンは寒くて寝る場所がない!(直結ホテル等を利用するなら別)
・機内が結構やかましいので慣れてない人は寝られない
と、当たり前のようにわかりやすいメリデメが挙げられます。
LCCの情報をシェアしてるブロガーさんなんかが、読む印象としてみんな「旅の達人だな」と思わせる人ばっかりだったのも、なんか頷ける結果でした。
私は旅が大好きですが、決して達人ではありません。
シンガポールというのは、旅先としてさほど遠くはありませんが、それなりに「金のかかる」旅行先の一つですよね。
この値段で楽しめるなら、頑張るのはありだな。
と思う方もいるでしょう。
私もそうかなと思います。
現地で美味しいものを食べたり、様々な買い物を楽しんだりと予算はそっちに割きたいという人なら嬉しい価格で往復できますよね。
逆に、旅自体にもっと違うものを求めている場合は、フラッグに乗った方がいいと思います。
余談ですが、このシンガポール旅で現地合流した友達は、シンガエアのビジネスで往復していました。(爆)
お互いアラフィフ同士、現地での体力は、圧倒的に友人の方があったと思ったのは率直な感想です。
私自身としては、はじめてのLCCで見るもの聞くもの新鮮で刺激的なので、その楽しさで乗り切った感もあります。
でも、後から振り返ると、「タイまでならありかもな」とも思うし、「現地でゆっくりできる旅程ならありかもな」とも思います。
結局はケースバイケースというところに落ち着くのだと思いますが、一度体験してみるのも楽しいかもしれません。
そうした、「安く挙げたいのか」「短時間で往復したいのか」「判断できないので中庸がいいのか」とあれこれ悩む旅の足の手配のサポートに圧倒的に便利なのが、こちらのサイトです。
次はどこに行こうかな。
今年は秋にクロアチアとハンガリーに行く予定で計画を進めていますが、そのほかにもLCCを使って近場にショートトリップありだなー。とまだまだ懲りずに狙っているところです。
旦那は暑いところが苦手なので、東南アジアに一緒に行くことはないでしょうが、私個人としては大好きなエリアなので、一人でどんどん行っちゃおうかな。なんて思っています。
そんな時には心強い存在でもありますね。LCCは。
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